除毛クリームで毛が残る原因は?チクチク・黒いポツポツの対処法

除毛クリームを洗い流したあと、毛がまだらに残っていたり、根元に黒い点が見えたり、短い毛が指に触れてチクチクしたりすると、効果がなかったように感じます。

ただ、ひとくちに「残った」と言っても、全体にうっすら残ったのか、一部分だけなのか、根元だけ黒く見えるのかで、考えられる原因は変わります。残り方を分けて見ると、次回は塗る量、放置時間、処理する範囲のどこを直せばよいか判断しやすくなります。

毛が気になっても、その日のうちにもう一度塗り直さないでください。追加処理を始める前に、今の毛の残り方から原因を探します。

除毛クリームを使ったのに毛が残って気になっている男性のイメージ
全体・まだら・根元の黒い点など、毛の残り方によって見直す箇所が異なります。
目次

毛が残っても同じ日に塗り直さない

毛が残ると、すぐもう一度塗ってきれいにしたくなります。ただ、除毛クリームは毛だけでなく肌にも触れるため、同じ部分へ続けて使うと赤みやヒリつきが出ることがあります。

仕上がりが気になっても、毛が残っている部分へ、同じ日にもう一度除毛クリームを塗らないでください。取れなかった毛はその日に追加処理せず、商品に記載された間隔を空けてから塗り方を見直します。

  • 同じ部分へクリームを重ね塗りする
  • 取れないからと放置時間を延ばす
  • 爪やタオルで強くこすって毛を落とす
  • 処理した直後にカミソリを当てる
  • 毛抜きで広い範囲を抜く
  • 赤みやヒリつきがある状態で再使用する

次に使うまでの間隔は商品ごとに異なります。手元の容器や説明書に再使用間隔が記載されている場合は、その表示を優先してください。赤みやヒリつきが残っている間は、記載された間隔を過ぎていても同じ部分へ使用しません。

参考:除毛剤による皮膚障害への注意は、消費者庁「除毛剤による皮膚障害に注意」でも案内されています。

すでに赤みやヒリつきが出ている場合は、水かぬるま湯で十分に洗い流し、症状が残っている間は同じ部分へ除毛クリームやカミソリを使わないでください。症状が出た後の対応は、除毛クリームで赤みやヒリつきが出たときの対処法で詳しく説明しています。

除毛クリームで残った毛の状態から原因を探す

「取れなかった」と感じても、残り方によって考えられる原因は異なります。全体にうっすら残ったのか、一部だけまだらなのか、根元の黒い点なのかを分けて見ます。

除毛クリームで毛が残ったときの残り方別の原因をまとめた図解
毛の残り方を分けると、塗る量・時間・処理範囲のどこを見直すか判断しやすくなります。
毛の残り方 考えられる原因 次回見るところ
全体的に残った 塗る量・放置時間・肌の水分 毛を覆う量と商品表示
まだらに残った 塗りムラ・塗る時間差 処理する範囲を分ける
太い毛だけ残った 毛量・毛質・クリーム不足 小さい範囲で試す
膝・足首だけ残った 凹凸部分の塗り不足 角度を変えて見る
根元が黒く見える 毛穴の中の毛・短い毛 除毛クリームの性質
チクチクする 短い毛・伸び始め 同じ日に再処理しない
数日ですぐ生えた 一時的な除毛 長期目的なら別方法

全体的に毛が残った場合

広い範囲が一様に取れていない場合は、クリームを薄く伸ばしすぎて毛全体を覆えていなかった可能性があります。商品指定の時間より早く流した、乾いた肌への使用が指定されているのに水分が残っていた、といった条件も考えられます。

次回は商品表示を読み直し、毛が見えなくなる程度までクリームで覆います。放置時間は感覚で決めず、タイマーで測ってください。初めて使う部位では、小さい範囲で塗る量と取れ方を見てから処理範囲を広げます。

肌へ水分があると必ず取れないわけではありません。濡れた肌や浴室で使える商品もあるため、自己判断で条件を変えず、手元の商品に記載された方法を優先してください。

一部分だけまだらに残った場合

場所によって取れ方が違う場合は、塗る厚さや放置時間に差が出ていた可能性があります。広い範囲へ一度に塗ると、最初に塗った場所と最後に塗った場所で時間差が生まれます。毛が密集している部分だけ、クリームの量が不足していたことも考えられます。

次回は片脚ずつ、片腕ずつに分けて処理します。脚を上下や左右で区切ると、塗る量と放置時間を管理しやすくなります。毛が見えている部分を残さないように覆い、肌へ強くすり込まないでください。

すね毛は、膝や足首の凹凸部分で塗りムラが出やすい部位です。両脚へ塗るときの順番や量は、すね毛へ除毛クリームを使うときの塗り方で詳しく説明しています。

腹部では、へそ周りや腹筋の溝、脇腹など、毛が残った場所によって原因を切り分けやすくなります。腹毛特有の残り方は、腹毛の毛残りと塗りムラ対策で整理しています。

太い毛だけ残った場合

細い毛は取れていても、太い毛だけ一部に残ることがあります。毛量が多い場所ではクリームが不足しやすく、細い毛と太い毛では処理後の見え方も異なります。

次回は太い毛が多い場所を小さい範囲で試し、毛全体が見えなくなる量で覆います。商品指定の時間内でも太い毛が残ることはありますが、自己判断で放置時間を延ばしてはいけません。

塗る量や処理範囲を見直しても毎回同じ場所へ太い毛が残る場合は、ボディトリマーなど別の処理方法も比較します。「剛毛だから長めに置く」と自己判断で放置時間を延ばさず、商品に記載された上限時間を守ってください。

太い毛向けの商品を探している人は、NULLリムーバークリームの口コミ・評判で、剛毛への評価や毛が残ったという声も含めて確認できます。

膝・足首・肘だけ残った場合

関節まわりだけ残る場合は、凹凸部分でクリームが薄くなっていた可能性があります。関節を伸ばした状態だけで塗ると、曲がる側の溝や見えにくい部分を覆えていないことがあります。

塗るときは関節を軽く曲げ、角度を変えながら毛が覆われているかを見ます。溝になっている部分はクリームの量で補い、塗り込もうとして強くこすらないでください。

根元の黒い点が残った場合

肌表面は滑らかでも、根元に黒い点が残ることがあります。毛穴の中にある毛が透けて見えている、太い毛の断面が目立っている、肌表面に短い毛が残っているなどの状態が考えられます。

根元の黒い点は、必ずしも塗り方の失敗ではありません。除毛クリームは、毛穴の中の毛までなくす方法ではないためです。

同じ日に塗り直しても黒い点が消えるとは限りません。処理直後の肌へ刺激を重ねるため、再使用は避けてください。根元の黒さを長期的に目立ちにくくしたい場合は、家庭用脱毛器やメンズ脱毛など、目的の異なる方法も検討します。

チクチク感が残った場合

処理後に指で触れてチクチクする場合は、短い毛が残っているか、毛が伸び始めている可能性があります。太い毛は短くても触れやすく、肌が乾燥してざらついていると、毛とは別に手触りが気になることもあります。

乾燥感に対する保湿で、残った毛そのものがなくなるわけではありません。チクチクが気になっても、その日のうちに同じ部分へ再使用しないでください。毛を短く自然に整えたい場合は、ボディトリマーを使う方法があります。

数日ですぐ生えた場合

処理直後は毛が取れていても、数日後に再び毛が見えることがあります。除毛クリームは肌表面に出ている毛を一時的に処理する方法で、毛根をなくすものではありません。

毛根が残っているため、時間がたつと再び毛が伸びて見えるようになります。数日で毛が見えたことだけで、その商品に効果がなかったとは判断できません。長期的な毛量変化を望む場合は、家庭用脱毛器やメンズ脱毛などとの違いを比較します。

次回使う前に見直したい5つの条件

次回は、クリームの量、処理する範囲、放置時間、肌や毛の状態、毛の長さを分けて見直します。この5点を見ると、前回どこで商品指定の条件とずれたのか判断しやすくなります。

除毛クリームを次に使う前に見直したい塗る量・範囲・放置時間をまとめた図解
次回は、塗る量・処理範囲・放置時間を一つずつ分けて見直します。

クリームの量

毛が見えなくなる程度までクリームで覆い、肌へ強くすり込まないようにします。少量を広く伸ばすと、毛が見えている部分が残りやすくなります。毛量が多い場所だけ薄くなっていないか、塗り終わった後に角度を変えて見てください。

処理する範囲

一度に広い範囲へ塗ると、最初に塗った場所と最後に塗った場所で放置時間に差が出ます。片脚ずつ、片腕ずつのように分けると、塗る量と時間を管理しやすくなります。

初めて使う部位では、商品に記載された方法で使用前テストを行い、小さい範囲から処理します。

放置時間

放置時間はタイマーで測り、商品指定の範囲を守ります。取れにくくても、商品に記載された上限時間を超えないでください。途中でヒリつきや痛みが出た場合は、指定時間内でも洗い流します。

参考:使用前テストや異常時の使用中止については、厚生労働省「除毛剤の使用上の注意等について」でも示されています。

肌や毛の状態

乾いた肌への使用が指定されている商品では、汗、水分、ボディクリームなどが残っていない状態で使います。浴室や濡れた肌で使える商品もあるため、商品表示を優先してください。

赤み、傷、日焼け、強い乾燥、かゆみなどがある日は使用を避けます。毛が残るかどうかを確かめるために、荒れている肌へ試すことはできません。

毛の長さ

毛が長い場合は、商品説明に事前処理の指示があるかを読みます。必要な場合だけ、肌を傷つけないようにハサミやトリマーで長さを整えてください。直前にカミソリで深剃りするのは避けます。

塗る量、放置時間、洗い流し方をまとめて見直す場合は、除毛クリームの塗り方・放置時間・洗い流し方も参考になります。

商品を変える前に見ること

毛が残ったからといって、すぐ別の商品へ変える必要はありません。使用部位、クリームの量、放置時間などが商品表示とずれていた場合は、商品を変えても同じように毛が残る可能性があります。

  • 処理した部位に対応した商品だったか
  • 毛が見えなくなる量で覆えていたか
  • 商品指定の放置時間で使っていたか
  • 同じ部位で毎回同じように残るか
  • 使用前テストで刺激が出ていないか

商品指定の方法で使っても毎回同じように残る、処理したい部位に対応していない、使用前テストで刺激が出た、同じ商品で赤みやヒリつきが出る。このような場合は、商品の変更や除毛クリーム以外の方法を検討します。

「剛毛向け」と書かれた商品でも、すべての毛を必ず処理できるとは限りません。使用できる部位と、使用前テストの結果を優先してください。

使用を避けたい状態や部位は、除毛クリームを使わないほうがよい状態と部位で説明しています。

VIOまわりは、商品によって使用できる範囲が異なります。Vライン・Iライン・Oラインのどこまで対象かは、メンズ除毛クリームをVIOへ使う前の注意点で整理しています。

除毛クリームでは解決しにくい仕上がりもある

塗る量や放置時間を見直しても同じように毛が残る場合は、求めている仕上がりと除毛クリームの性質が合っていない可能性があります。

除毛クリーム・トリマー・電気シェーバー・家庭用脱毛器・メンズ脱毛の違いをまとめた比較図解
一時的に毛をなくすか、自然に短くするか、長期的な毛量変化を望むかで方法を分けます。
方法 合いやすい目的 注意点
除毛クリーム 広い範囲を一時的に処理 根元の黒さが残ることがある
ボディトリマー 自然に毛量を整える 毛は短く残る
電気シェーバー 細かい部分を剃る 摩擦や刃への注意
家庭用脱毛器 自宅で継続的にケア 製品指定の部位・肌状態を守る
メンズ脱毛 長期的な毛量変化 費用と通う手間

次のような仕上がりを求める場合は、除毛クリーム以外の方法も検討します。

  • 根元の黒い点を長期的に目立ちにくくしたい
  • 長期的に毛量そのものを減らしたい
  • 顔やヒゲを処理したい
  • 毎回、太い毛だけ残る
  • 毎回、赤みやヒリつきが出る
  • ツルツルにせず、自然に毛を残したい

別の方法へ変えれば必ず解決するわけではありません。処理したい部位、毛を残すかなくすか、短期的な処理か長期的な毛量変化かで方法を分けます。

除毛クリームは、今ある毛を一時的に処理するためのものなので、使ったあとも時間が経てば毛は伸びてきます。毎回の処理が負担に感じる場合は、自己処理の頻度を減らす目的で家庭用脱毛器を検討する方法もあります。男性向けの機種選びは、メンズ家庭用脱毛器おすすめ7選で整理しています。

メンズ除毛クリームで毛が残るときのよくある疑問

毛が残った後に迷いやすい点へ答えます。

毛が残ったら同じ日に塗り直せますか?

同じ日の塗り直しは避けてください。商品に記載された再使用間隔を空け、赤みやヒリつきが残っている間は使用しないでください。

剛毛だと除毛クリームでは取れませんか?

太い毛が一部に残ることはありますが、剛毛だから処理できないとは限りません。毛が見えなくなる量で覆い、商品指定の放置時間を守ってください。毛が長い場合は、商品説明に事前処理の記載があるかを読みます。指定どおり使っても毎回太い毛が残る場合は、ボディトリマーなど別の方法も検討します。

根元の黒い点が残るのは失敗ですか?

必ずしも失敗ではありません。毛穴の中に残っている毛や、太い毛の断面が黒く見えることがあります。根元の黒さを長期的に目立ちにくくしたい場合は、家庭用脱毛器やメンズ脱毛など、目的の異なる方法を検討します。

チクチクするのは塗り方が悪かったからですか?

短い毛が残っているか、毛が伸び始めている可能性があります。塗り方だけが原因とは限りません。チクチクが気になっても、その日のうちに再処理しないでください。毛の長さだけ整えたい場合は、ボディトリマーを使う方法があります。

毛が長い場合は先に切ったほうがよいですか?

商品説明に事前処理の記載があるかを読みます。長さを整える必要がある場合だけ、肌を傷つけないようにハサミやトリマーを使用してください。直前にカミソリで深剃りするのは避けます。

数日ですぐ生えるのは効果がなかったからですか?

除毛クリームは一時的な処理なので、毛根から新しい毛が伸びれば再び見えるようになります。数日で毛が見えたことだけで、商品に効果がなかったとは判断できません。長期的な毛量変化を望む場合は、家庭用脱毛器やメンズ脱毛との違いを比較してください。

毎回毛が残るなら商品を変えるべきですか?

まず、使用部位、塗る量、処理範囲、放置時間、毛の長さが商品表示に合っていたかを見直します。指定どおり使っても同じ部位へ毎回毛が残る場合は、商品の変更や別の処理方法を検討してください。使用前テストで刺激が出た商品は使用しません。

ヒゲにも使えますか?

顔やヒゲを使用対象外としている商品があります。体用の商品を自己判断で顔へ使わず、顔やヒゲが対象部位に含まれていなければ使用しないでください。

ムダ毛の処理方法を見直している男性のイメージ
同じように毛が残る場合は、商品だけでなく処理方法の違いも比較します。

メンズ除毛クリームで毛が残ったら残り方から原因を見分ける

毛が残ったときは、その日のうちに塗り直したり、放置時間を延ばしたりしないでください。全体に残ったのか、まだらなのか、根元の黒い点なのかを先に見ます。

塗り方を見直しても毎回同じ部位に毛が残る場合は、商品との相性が原因のこともあります。メンズ除毛クリームを選び直す際は、使用可能部位・内容量・毛質への対応を比較してみましょう。

次回は、塗る量、処理する範囲、放置時間、肌や毛の状態、毛の長さを一つずつ見直します。まだらに残った場合は塗りムラや時間差、根元が黒く見える場合は除毛クリームの性質が関係している可能性があります。

根元の黒さや、時間がたって再び毛が伸びることは、除毛クリームだけでは解決しにくい場合があります。指定どおり使っても毎回同じように毛が残るなら、商品だけでなく処理方法も見直します。自然に毛を残すならボディトリマー、長期的な毛量変化を望むなら家庭用脱毛器やメンズ脱毛など、目的の違う方法を比較してください。

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