Tシャツから伸びた腕の毛、短パンからのぞくすね毛、ジムの更衣室や温泉での視線。夏が近づくと、それまで気にしていなかった体毛が急に目につくようになります。
とはいえ、カミソリで全身を剃るのは肌を切りそうで気が進まない。除毛クリームは肌に合うかどうかが読めない。そこで残るのが、電動で体毛を短くするボディグルーマーという方法です。
メンズボディグルーマーなら、すね毛・胸毛・腹毛・脇毛あたりを1台でまとめて短くできます。ただ、得意な部位と仕上がりの方向は、同じジャンルに並んでいる商品でもかなり違うところです。剃り上げに近いところまで落とせる機種もあれば、コームで長さを残して整える方向に振った機種もあります。
全身を短くしたいのか、VIOまで含めたいのか、それとも毛は残したいのか。ここを先に決めずに買うと、届いてから「思っていた仕上がりと違う」となりやすい部分です。
- 全身を短く整えたい:ブラウン BG7550
- VIOも含めて選びたい:フィリップス BG7470/15
- 胸毛・腹毛など広い範囲を整えたい:フィリップス BG7020/15
- ブラウンを価格控えめに選びたい:ブラウン BG3530
- 自然に毛を残して整えたい:パナソニック ER-GK9A
- 短めに整えたい:パナソニック ER-GK8A
- まず軽く試したい:フィリップス BG1024/17
- 手軽に始めたい:パナソニック ER-GK23

ボディグルーマーとは?ボディトリマー・ボディシェーバーとの違い
商品を並べる前に、呼び名の話を片付けておきます。ここが曖昧なまま選ぶと、仕上がりの方向を取り違えるからです。
ボディグルーマーは全身の体毛を整える電動ケア用品
ボディグルーマーは、顔まわりを除いた体の毛をまとめて処理するための電動ケア用品です。胸、腹、脇、腕、すね、商品によってはVIOまで、1台でカバーする設計になっています。
ヒゲ用シェーバーとの一番の違いは、刃の当たり方です。体毛は皮膚が動く場所や凹凸のある場所に生えているため、多くの機種には刃と肌の間に入るスキンガードやコームが付きます。刃の当たりを抑えながら、毛を短く整える構造だと考えると分かりやすいところです。
メンズボディシェーバーという呼ばれ方をしている商品も、中身はほぼ同じジャンルに入ります。
ボディトリマーは毛を残して整える印象が強い
ボディトリマーという名前で売られている商品は、コームを付けて毛を一定の長さに切りそろえる使い方が中心です。すね毛を6mm前後で刈りそろえて自然に薄く見せる、胸毛の量だけ落として毛は残す、といった仕上がりに向きます。
ツルツルにするのではなく、毛量を減らして清潔感を出したい人はこちらの考え方に近いはずです。毛を自然に残して整える方向で選びたい場合は、メンズボディトリマーおすすめ8選で詳しく比較しています。
ボディシェーバーは剃る仕上がりに寄りやすい
一方、ボディシェーバーと呼ばれる商品や、シェーバー面を備えた機種は、コームを外して肌に近い長さまで落とす使い方が前提です。仕上がりは「短く整える」よりも「剃る」に寄ります。
肌が見えるくらいまで短くすると、伸び始めの毛先が硬くなり、服に当たったときにチクチクしやすいです。剃り上げに近い仕上がりを選ぶなら、数日後の手触りまで先に想像しておくと、後悔しにくくなります。
商品名よりも仕上がりで選ぶ
やっかいなのは、ボディグルーマー、ボディトリマー、ボディシェーバーという呼び分けにメーカー共通の定義がない点です。似た形の商品が、販売ページによって違う名前で並んでいます。
名前で判断するより、商品ページの仕様欄で次の3点を見た方が早いです。コームを外したときの最短の刈り高さ、付属コームの長さと段階数、スキンガードの有無。この3つが分かれば、剃り上げ寄りなのか、毛を残す方向なのかはだいたい見当がつきます。

メンズボディグルーマーの選び方
機能の多さで選ぶと、使わない機能に払うことになります。全身に使う前提で見るべき軸は、そう多くありません。

| 選び方 | 確認するポイント | 向いている人 |
|---|---|---|
| 防水・水洗い | 本体丸洗いの可否、防水等級の表示 | 全身に使う人、浴室で使いたい人 |
| 対応部位 | VIOへの記載、専用コームや肌ガードの有無 | デリケートゾーンまで処理したい人 |
| 刈り高さの段階 | コームの本数、調整できる幅と刻み | すね毛や胸毛の長さを詰めたい人 |
| 仕上がりの方向 | 最短の刈り高さ、シェーバー面の有無 | 剃りたい人と毛を残したい人で分かれる |
| 電源方式 | 充電式か乾電池式か、連続使用時間 | 全身をまとめて処理する人 |
全身に使うなら防水・水洗い対応を確認する
体毛は量が多く、切った毛が刃のまわりに詰まります。水洗いできない機種だと、ブラシで払う手間が毎回ついてきます。
全身に使うつもりなら、本体ごと水洗いできるかを商品ページで読んでおきましょう。IPX7と書かれた機種、100%防水と書かれた機種、刃の部分だけ水洗い可の機種では、扱い方が変わります。
浴室で使いたい場合も同じ表示を見ることになりますが、防水であることと、濡れた毛に向くことは別の話です。この点はあとの注意点でもう一度触れます。
VIOに使うなら対応部位と肌ガードを確認する
VIOに使うつもりなら、防水よりも先に見るべきなのが対応部位の記載です。メンズ向けと書かれていても、デリケートゾーンへの使用について何も書かれていない機種はあります。
VIOをうたう機種は、専用の短いコームや、刃が直接肌に当たりにくいガード構造を備えていることが多いです。商品ページや取扱説明書に記載のない部位へは広げないという線引きをしておくと、判断に迷いません。
すね毛や胸毛は長さ調整しやすい機種を選ぶ
すね毛や胸毛は、長さを1段階変えるだけで見え方が変わります。3mmと6mmでは、少し離れて見たときの印象がまったく別物です。
刈り高さの段階が細かい機種ほど、自分の毛量に合う長さを探しやすくなります。コームが1本しか付かない機種は、その長さで良ければ手軽ですが、微調整はできません。毛が濃い人ほど、この差は効いてきます。
剃る仕上がりか、短く整える仕上がりかで選ぶ
仕上がりの方向は、機種選びで一番大きな分かれ目になります。
肌が見えるところまで落としたいなら、シェーバー面を持つ機種か、最短の刈り高さが1mmを切る機種。毛は残して量だけ減らしたいなら、3mm以上のコームが複数付く機種。ここを取り違えると、どれだけ高機能でも手が伸びなくなります。
充電式か乾電池式かを使う頻度で選ぶ
全身を一度に処理するなら、稼働時間はそれなりに必要です。すね、胸、腹、脇までまとめてやれば、1回で20分近くかかることもあります。
充電式は連続使用時間が長く、出張や旅行にも持ち出しやすい方式です。乾電池式は本体が軽く価格も抑えめですが、電池が減ると刈るスピードが落ちてくることがあります。月に1〜2回、脇とすねだけという使い方なら乾電池式でも足りるものの、全身を定期的に処理するなら充電式の方が扱いやすいです。
メンズボディグルーマーおすすめ8選
全身を短くする用途で選びやすい8機種を、仕上がりの方向ごとに並べました。まず全体像を表で押さえてから、気になる機種の解説へ進んでください。
| 商品名 | 特徴 | 仕上がりの方向 | 防水・水洗い | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| ブラウン BG7550 | 3mm/5mmコーム、スキンガード、スマートライト | 短く整える〜剃る | 完全防水 | 全身をまとめて短くしたい人 |
| フィリップス BG7470/15 | 1〜3mm・3〜7mm調節コーム、VIOコーム1mm | 短く整える | IPX7 | VIOまで1台で考えたい人 |
| フィリップス BG7020/15 | 3〜11mm5段階、シェーバー面とトリマー面の一体型 | 剃る〜長めに残す | 防水仕様 | 胸毛・腹毛など広い面を処理したい人 |
| ブラウン BG3530 | ブラウン シリーズ3、約80分使用 | 短く整える | 100%防水設計 | 価格を抑えてブラウンを選びたい人 |
| パナソニック ER-GK9A | 約0.1〜12.5mm、0.5mm刻み、安全カット構造 | 毛を残して整える | IPX7 | 剃らずに毛量だけ落としたい人 |
| パナソニック ER-GK8A | 約0.1mm/2mm、安全カット構造 | 短めに整える | IPX7 | 体毛をかなり短く整えたい人 |
| フィリップス BG1024/17 | 3mmコーム、乾電池式、約82g | 短く整える〜剃る | 100%防水 | まず軽く試したい人 |
| パナソニック ER-GK23 | 約0.1mm/2mm/3mm、乾電池式 | 短く整える | 水洗い対応 | 手軽にボディケアを始めたい人 |
ブラウン BG7550|全身を短く整えたい人の本命

- 付属コーム:3mm/5mm
- スキンガード搭載
- スマートライト搭載
- 完全防水
- 連続使用:約100分
- 重量:約127g
ブラウンのボディグルーマーの中で、全身を短く整える用途に一番素直に合うのがBG7550です。
付属コームは3mmと5mm。すね毛や胸毛を刈りそろえるなら、この2段階でだいたい足ります。コームを外せばさらに短くなるため、脇のように短くしたい部位と、すねのように少し残したい部位を1台で分けられる構成です。
スキンガードが入っているので、骨ばった場所や凹凸のある部位でも、刃の当たりを抑えながら使いやすい構成です。スマートライトは処理中の毛を照らす機能。腹の下側や脚の裏側など、影になって毛の向きが読みにくい場所で役立ちます。
完全防水のため、使い終わったらそのまま水で流せます。約127gと軽く、連続使用は約100分。全身をまとめて処理したい日でも、時間に余裕を持ちやすいところです。
合わないのは、毛を長めに残して自然にぼかしたい人。付属コームが3mmと5mmの2種類なので、7mm以上で整えたい場合は刈り高さが足りません。
フィリップス BG7470/15|VIOも含めて短く整えたい人に

- 調節式コーム:1〜3mm/3〜7mm
- VIOコーム:1mm
- スキンガードプロテクション、インテグレートライト
- IPX7
- 連続使用:約120分
- 重量:約144g
VIOまで1台で済ませたい人が、最初に見ることになる機種です。
調節式コームが2本付き、1〜3mmと3〜7mmをカバーします。刻みが細かいので、脇は短く、すねは長めにと部位ごとに変えやすい構成です。そこへVIO用の1mmコームが加わる点が、この機種の分かりやすい特徴になっています。
スキンガードプロテクションとインテグレートライトの組み合わせは、見えにくい場所を処理するときに差が出ます。VIOまわりや腹の下側は、鏡越しでも毛の向きが読みにくい場所です。
IPX7で水洗いに対応し、連続使用は約120分。約144gとBG7550よりやや重いものの、握って動かす分には気になりません。
VIOコームが付いていても、使える範囲は商品ごとに違います。粘膜付近や陰嚢まわりまで当ててよいかは、手元の取扱説明書の記載で判断してください。記載がない部位へは広げない方が無難です。
フィリップス BG7020/15|胸毛・腹毛など広い範囲をまとめたい人に

- 刈り高さ:3〜11mm(2mm刻み5段階)
- シェーバー面とトリマー面の一体型
- 防水仕様
- 連続使用:約70分
- 重量:約202g/高さ約190mm
胸や腹のように、面で処理したい部位が多い人向けの機種です。
刈り高さは3〜11mmを2mm刻みの5段階。11mmまで伸ばせるため、胸毛をがっつり落とさず量だけ減らす使い方もできます。シェーバー面とトリマー面が一体になっていて、本体を持ち替えるだけで剃る側と整える側を切り替えられる構造です。
高さ約190mm、重さ約202g。手の中で安定するぶん、胸や腹のような広い面を一気に動かすときは効率が上がります。反対に、脇の下のように狭くて腕の動きが制限される場所では、取り回しに少し慣れが必要です。
防水仕様なので水洗いには対応します。ただ、軽さや携帯性を優先したい人には向きません。旅行へ持ち出す前提なら、もっと小型の機種の方が扱いやすいところです。
ブラウン BG3530|価格を抑えてブラウンを選びたい人に

- ブラウン ボディグルーマー シリーズ3
- 100%防水設計
- 連続使用:約80分
- コーム構成は販売ページの仕様欄を読む
ブラウン系を価格控えめに選びたい人の入口になる機種です。
100%防水設計なので、使い終わったら本体ごと水で流せます。体毛の処理は刃まわりに切りくずが溜まりやすく、洗える構造かどうかは毎回の手間に直結します。連続使用は約80分。すね毛や胸毛、脇毛などをまとめて整えたい日でも使いやすい長さです。
付属コームの本数や刈り高さの幅は上位機種より絞られます。細かく長さを変えたいというより、すね毛と脇毛を決まった長さで刈りたい、という使い方に合う機種です。具体的な刈り高さは販売ページの仕様欄で見てから決めてください。
初めて電動で体毛を処理する人が、いきなり高価格帯の機種を買う必要はありません。まずここから始めて、物足りなければ上位機種へ移る。その順番でも遅くはないはずです。
パナソニック ER-GK9A|剃るより自然に整えたい人に

- 刈り高さ:約0.1mm/2mm/3〜12.5mm(0.5mm刻み)
- コームA:3〜7.5mm
- 安全カット構造、スキンビューLED
- IPX7
- 連続使用:約90分
- 重量:約125g
剃り上げるのではなく、毛を残して量だけ落としたい人に向く機種です。
刈り高さの幅が広く、約0.1mmから12.5mmまでを0.5mm刻みで調整できます。この刻みの細かさが、ほかのメーカーの機種との一番の違いです。すね毛を6mmで刈りそろえたあと、6.5mmや7mmを試して自分の毛量に合う長さを詰めていく、といった使い方ができます。
安全カット構造とスキンビューLEDにより、毛が寝ている場所や見えにくい場所でも刃が肌へ食い込みにくい設計です。IPX7で水洗いに対応し、約125gと軽量。連続使用は約90分あります。
今回の8機種の中では、仕上がりの方向がやや違うところに立っています。全身を短く落としたい人よりも、毛は残しつつ、量を減らして自然に見せたい人に合う1台だと考えてください。
パナソニック ER-GK8A|体毛をかなり短く整えたい人に

- 刈り高さ:約0.1mm/2mm
- 安全カット構造
- スキンビューLED非搭載
- IPX7
- 連続使用:約90分
- USB電源アダプター別売
ER-GK8Aは、パナソニックのI字型ボディトリマーをシンプルに使いたい人向けの機種です。長さを細かく残すというより、体毛をかなり短く整える方向に向いています。
刈り高さは約0.1mmと2mmが中心です。すね毛や胸毛を自然に長めに残したい人には物足りない場合がありますが、脇毛や腹毛を短めに落としたい人には扱いやすい構成です。
安全カット構造を備え、IPX7で水洗いにも対応します。スキンビューLEDは非搭載なので、見えにくい場所まで細かく確認したい人はER-GK9Aの方が合います。
長さ調整の幅よりも、短くシンプルに整えることを重視する人向けの1台です。
フィリップス BG1024/17|軽く試したい入門モデル

- 3mmコーム、スキンプロテクター約0.5mm
- 双方向トリマー
- 乾電池式
- 100%防水
- 連続使用:約45分
- 重量:約82g
まず電動での体毛処理を試してみたい人向けの、軽量モデルです。
乾電池式で約82g。充電を待たずに使えるので、思い立ったときにすぐ手に取れます。3mmコームを付ければ短く刈りそろえられ、外せばスキンプロテクター約0.5mmで肌に近い長さまで落とせます。双方向トリマーなので、毛の流れに逆らって動かす場面でも引っかかりにくい作りです。
100%防水で水洗いに対応します。ただし、商品説明では乾いた毛への使用が勧められています。防水だから濡れた状態で使える、と読み替えないでください。
連続使用は約45分。すねと脇だけといった限られた範囲なら十分ですが、全身を一度に処理する用途では電池の消耗が気になります。上位機種のような細かい長さ調整もありません。手軽さと引き換えに機能を絞った機種として見ておくと、届いてからのズレが出にくくなります。
パナソニック ER-GK23|手軽にボディケアを始めたい人に

- 刈り高さ:約0.1mm/2mm/3mm
- 乾電池式
- 単3形アルカリ乾電池1本
- 連続使用:約70分
- 重量:約95g
- 水洗い対応
ER-GK23は、充電式ではなく乾電池式で使える手軽なボディトリマーです。初めて体毛処理を試す人や、使う頻度がそこまで高くない人に向いています。
刈り高さは約0.1mm、2mm、3mm。長めに毛を残すというより、脇毛やすね毛を短めに整える使い方が中心になります。細かく長さを変えたい人にはER-GK9Aの方が選びやすいです。
単3形アルカリ乾電池1本で使えるため、充電を待たずに使えるのは便利です。旅行や出張用としても扱いやすい一方、全身を頻繁に整える人は電池残量に注意してください。
まずは電動で体毛を短く整える感覚を試したい人に向いた入門候補です。
部位別に見るボディグルーマーの使いやすさ
同じ1台でも、当てる部位によって難しさは変わります。全身に使う前に、つまずきやすい場所だけ先に押さえておきましょう。

すね毛は短くしすぎず3〜6mm前後から始める
すね毛を短くしすぎると肌の色との差がはっきり出て、かえって処理した感じが強く残ります。初回は3〜6mm前後から試し、鏡から少し離れて見え方を見る方が失敗しにくいです。
膝の周りと足首は骨が出ていて刃が浮きやすく、刈り残しが出やすい場所です。すね毛の長さや自然な整え方は、すね毛向けボディトリマーで詳しくまとめています。
胸毛・腹毛は境目をぼかせる機種が使いやすい
胸毛と腹毛でつまずきやすいのは、処理した範囲としなかった範囲の境目です。胸だけ短くして腹をそのまま残すと、線がくっきり出ます。コームの長さを段階的に変えて境目をぼかせる機種なら、この不自然さは抑えられるはずです。
胸毛を整える場合は胸毛に使いやすいボディトリマー、腹毛やギャランドゥは腹毛に使いやすいボディトリマーも参考になります。
脇毛は短めに整えると見た目がすっきりしやすい
脇は衣類とこすれる場所なので、剃り上げると伸び始めの毛先が服に当たって気になりやすい部位です。3mm前後まで短くすると、腕を上げたときの見た目は落ち着きます。
皮膚が動く場所なので、反対の手で軽く引っ張り、面を作ってから刃を当ててください。脇毛だけを短く整えたい場合は、脇毛に使いやすいボディトリマーで詳しく扱っています。
VIOは対応部位と肌への当たり方を必ず確認する
VIOは、機種が対応しているかどうかを最初に見る部位です。メンズ向けと書かれていても、デリケートゾーンへの使用について記載がない機種はあります。
肌への当たり方も場所ごとに違い、Vラインの外側と、IラインやOライン付近では扱いやすさが変わります。VIOに使える商品を中心に見たい場合は、VIO対応メンズボディトリマーを確認してください。
背中は普通のボディグルーマーだけでは届きにくい
背中は、手が届く範囲が限られます。肩甲骨のあたりまでは何とかなっても、真ん中の窪んだ部分は普通のボディグルーマーだと刃を当てる角度が作れません。
無理に腕をひねって処理しようとすると、見えないまま刃を動かすことになります。背中の毛を自分で整えたい場合は、背中に使いやすいボディトリマーでロングハンドルや届きやすさを比較しています。
ボディグルーマーを使うときの注意点
機種選びより、使い方でつまずく人の方が多い印象です。とくに初回は、次の5点だけ頭に入れておくと大きく外しません。
初回から短くしすぎない
最初から一番短い設定で全身をやると、戻すのに数週間かかります。毛が伸びる速さには個人差がありますが、切ってしまった毛はすぐには戻りません。
初回は長めのコームから始めて、物足りなければ次の段階へ下げる。この順番なら、行き過ぎたときの修正が効きます。
肌が赤い日やニキビがある日は避ける
背中や胸のニキビ、日焼けした直後の肌、カミソリ負けが残っている部分には刃を当てない方が無難です。ガード付きの機種でも、皮膚の表面をこすることに変わりはありません。
赤みやかゆみが出ている日は処理を先送りして、落ち着いてから使ってください。処理の途中で痛みを感じたら、その場でやめて日を分けた方が安全です。
防水でも濡れた毛に向くとは限らない
100%防水やIPX7という表示は、水洗いや浴室での使用に耐える構造を示すものであって、濡れた毛を刈るのに適しているという意味とは限りません。
機種によっては、乾いた毛への使用を勧める記載が商品説明に入っています。濡れた毛は寝て刃に入りにくく、刈り残しの原因にもなります。浴室で使うつもりなら、手元の取扱説明書に濡れた状態での使用可否がどう書かれているかを読んでから決めてください。
処理後は保湿して摩擦を避ける
刈った直後の肌は、短くなった毛先が衣類に当たってこすれやすい状態です。処理後は刺激の少ないローションやクリームで整えておくと、乾燥やかゆみが出にくくなります。
当日は締め付けの強い衣類やきついデニムを避け、汗をかいたら早めに流す。この程度でも、赤みやブツブツが出る頻度は変わってきます。基本的な刈り方や処理前後の流れは、メンズボディトリマーの使い方で詳しくまとめています。
VIOや背中は無理に自己処理しない
見えない場所へ刃を当てる状況は、どの機種を使っていても危なさが残る作業です。VIOの奥まった部分や背中の中央は、鏡を使っても角度が読めません。
- 記載のない部位へ広げない
- 届かない場所は腕をひねって無理をしない
- 刃が引っかかったら押し込まず一度離す
この3つを守るだけでも、処理中のトラブルはかなり減らせます。毛量そのものを長期的に減らしたいなら、メンズ脱毛やクリニックでの施術を比べてみるのも一つの方向です。
メンズボディグルーマーでよくある質問
買う前に引っかかりやすい疑問をまとめました。
- ボディグルーマーとボディトリマーの違いは何ですか?
-
メーカー共通の定義はなく、同じような商品が違う名前で売られています。目安としては、ボディグルーマーは全身用で剃る方向まで対応する機種が多く、ボディトリマーはコームで長さを残す使い方が中心です。名前より、最短の刈り高さとコームの構成で判断した方が確実です。
- メンズボディグルーマーはVIOにも使えますか?
-
機種によります。VIO用コームが付く機種もあれば、デリケートゾーンへの使用について記載のない機種もあります。メンズ向けという表記だけでは判断できないため、商品ページと取扱説明書で使用できる部位を読んでから決めてください。
- ボディグルーマーで処理するとチクチクしますか?
-
短くするほど毛先が硬く当たり、チクチクしやすくなります。コームを外して肌に近い長さまで落とした場合は、伸び始めに手触りが気になりやすいです。気になるなら3mm前後を残す設定から試すと、感触の差が分かります。
- お風呂で使えるボディグルーマーを選んだ方がいいですか?
-
切った毛の片付けを考えると、浴室で使えて本体を水洗いできる機種は扱いやすいです。ただ、防水表示は水に濡れても壊れにくい構造を示すもので、濡れた毛を刈るのに向くという意味とは限りません。浴室で使う前提なら、濡れた状態での使用可否が商品説明にどう書かれているかを読んでおいてください。
- カミソリとボディグルーマーはどちらが使いやすいですか?
-
求める仕上がりで変わります。肌がつるりと見えるところまで落としたいならカミソリの方が短くできますが、刃が直接肌に当たるぶん切り傷や赤みのリスクは上がります。長さを残して量を減らしたい、広い範囲を手早く済ませたいという目的なら、ボディグルーマーの方が扱いやすいです。
- 背中の毛にもボディグルーマーは使えますか?
-
肩甲骨のあたりまでなら届く人もいますが、背中の中央は通常サイズの機種だと刃を当てる角度が作れません。自分で処理したい場合はロングハンドル付きの機種が必要になることがあります。見えない場所を手探りで刈るより、届く範囲だけに留める方が安全です。
まとめ|全身を短く整えるならボディグルーマーは使いやすい
全身のムダ毛を短く整える、あるいは剃る方向で処理したいなら、ボディグルーマーは扱いやすい方法です。刃の当たりを抑える構造の機種が多く、カミソリで処理するよりも広い範囲を動かしやすくなります。
すね毛・胸毛・腹毛・脇毛をまとめて短くしたいなら、ブラウン BG7550が全身用の本命です。VIOまで含めて1台で考えたいならフィリップス BG7470/15、胸毛や腹毛のように広い面を処理する時間が長いならフィリップス BG7020/15。短めにシンプルに整えたいならパナソニック ER-GK8A、まず軽く試したいならフィリップス BG1024/17やパナソニック ER-GK23も候補になります。
毛を落とすのではなく、量を減らして自然に見せたい場合は、パナソニック ER-GK9Aのように刈り高さの刻みが細かい機種が向いています。同じ方向で他の機種も比べたいなら、メンズボディトリマーおすすめ8選に毛を残すタイプを並べています。
ボディグルーマーは、全身のムダ毛を短く剃る・整えるときに使いやすい電動ケア用品です。剃る作業を続けるのではなく、自己処理の頻度を減らしたい場合は、家庭用脱毛器も比較対象になります。ヒゲ・VIO・すね毛向けの選び方は、メンズ家庭用脱毛器おすすめ7選で紹介しています。
買う前に決めておきたいのは、剃るのか、短く整えるのか、毛を残すのか。ここさえ固まれば、防水性能やコームの本数といった仕様の見方も自然と定まります。部位ごとの細かい選び方は部位別の記事に分けているので、気になる場所から読み進めてください。

