毎朝のヒゲ剃り、夏が近づくと気になるすね毛、いつの間にか伸びているVIO。部位ごとに処理の道具がバラバラなまま家庭用脱毛器を調べ始めると、候補に挙がりやすいのがUlike Air 10 Maxです。
ただ、商品ページの雰囲気は女性寄りに見えますし、同じUlikeからは男性向けのX Maxも出ています。希望小売価格は7万円近くあるので、「男性の自分が買って合うのか」は注文前に決めておきたいところです。
Air 10 Maxが合わせやすいのは、ヒゲだけでなく、すね毛・腕毛・胸毛・VIOまで複数の部位を1台で自宅ケアしたい男性です。冷却しながら照射する設計なので、広い範囲を定期的に処理したい人とも相性があります。
反対に、目的がヒゲだけに絞られているなら判断は変わります。ヒゲを意識して作られたX Maxまで比べてから決めたほうが、買った後に「思っていた使い方と違った」となりにくくなります。
Air 10 Maxが合いやすい男性
- ヒゲに加えて、すね・腕・胸・VIOも1台でケアしたい
- すねや腕など、面積の広い部位を定期的に処理している
- 照射時の熱さが気になり、冷却機能を重視したい
- 最初の1か月は週3回ほど、自宅で使う時間を取れる
ヒゲだけを最優先するなら、男性向けのX Maxも並べて比較してから決めてください。

Ulike Air 10 Maxはこんな男性に向いている
性能の数字より先に、どんな使い方をする男性なら満足しやすいかを考えたほうが、購入の判断は早く進みます。ポイントは「どの部位に使うか」「熱感をどう感じるか」「処理する面積」「誰と使うか」の4つです。
ヒゲだけでなく全身を1台でケアしたい
Ulikeのよくある質問では、使用できる部位としてVIO、顔、手、脚、胸、腹、背中などが挙げられています。顔は耳や目の周りを除いた範囲、VIOは外側までで、陰嚢・肛門・粘膜には使えないと明記されています。
男性のムダ毛処理は、ヒゲはカミソリ、すねはトリマー、VIOはハサミというように部位ごとに道具が分かれがちです。これを光による自宅ケアにまとめたい人にとって、全身向けに作られたAir 10 Maxは考えやすいモデルです。
一方で、すね毛を薄く残したい、胸毛の長さだけ整えたいといった「毛を残す仕上がり」が目的なら、長さを調整できるボディトリマーのほうが仕上がりをコントロールしやすくなります。
照射時の熱感が気になりやすい
Air 10 Maxはサファイア冷感技術を搭載しています。メーカー公表の試験結果では、電源を入れて約3分で冷却面がマイナス5℃になり、30分間連続で使っても照射時の肌表面温度を16℃以下に保つとされています。保冷剤やジェルで事前に冷やす手間がいらない点は、毎回の準備を軽くしてくれます。
過去に光美容器の熱さが苦手だった人や、カミソリ負けで肌への刺激に敏感になっている人ほど、この冷却性能は判断材料になります。ただしメーカー自身も、刺激や痛みの感じ方には個人差と部位差があると注記しています。商品ページのレビューにも、最も強いモードで毛の濃い部分に少し痛みを感じたという声がありました。
冷却があっても、熱感や刺激がまったくなくなるわけではありません。初めて使う部位は低いモードから試し、強い刺激を感じたらその部位への照射を止めてください。
すね毛・腕毛など広い範囲にも使いたい
男性のすねや前腕は面積が広いため、1回ずつボタンを押して照射する方式では、1回のケア時間が長くなりやすい部位です。
Air 10 Maxは最短0.25秒間隔のフラッシュと自動連射モードを備え、肌に当てたまま滑らせて照射できます。照射面は13mm×30mmです。メーカーの試験では全身のケアが約8分とされていますが、身長160cmの男女3名を対象にした結果なので、体が大きい人や毛量の多い人はもう少し時間を見ておくと現実的です。

パートナーや家族との共用も考えている
Air 10 Maxのスキンセンサーは肌の色を読み取り、出力を自動で調整します。認識範囲はダークブラウン(フィッツパトリックV型)の肌色まで広がりました。専用アプリ「Ulike Smart」では最大10アカウントを作成でき、利用者ごとにケアプランを分けて管理できます。
Ulikeは家族で共用する場合、別のメールアドレスでアカウントを作ること、使用前後に照射口を清掃することを勧めています。パートナーと費用を分け合って1台を使う予定があるなら、共用を前提に作られている点は購入理由のひとつになります。
メンズがAir 10 Maxを選ぶメリットは3つ
濃い体毛まで複数部位をケアしやすい出力
すね毛や胸毛のように太く濃い毛を複数の部位で処理したい男性にとって、出力はモデル選びの判断材料になります。Air 10 Maxはメーカー公表で最大28Jと、従来のAir 10から2J上がりました。
注意したいのは、28JはUSHRモードを使ったときの最大値だという点です。モードはFast、Normal、High、USHRの4つがあり、Ulikeは初めて使うときはFastモードから始めるよう案内しています。出力の高さは「最初から強く当てられる」ことではなく、慣れてから上げられる余地があることと考えておくと、期待とのズレが起きにくくなります。
出力が高いからといって、濃い毛が必ず薄くなるわけではありません。変化の感じ方は部位や毛質によって違います。

冷却しながら続けやすい
家庭用脱毛器は、1回の性能より「続けられたかどうか」で結果が分かれます。Ulikeが案内する使用頻度は、1〜4週目が週3回、それ以降は2週間から1か月に1回です。最初の1か月だけで12回前後使う計算になります。
毎回保冷剤を用意して冷やしながら照射する方式だと、この12回のどこかで面倒になりがちです。照射面そのものが冷える構造なら、剃毛後、肌を清潔で乾いた状態にして照射へ移れます。冷却は痛みをなくす機能ではなく、準備と熱さの負担を減らして習慣にしやすくする機能と捉えるのが正確です。
ヒゲだけでなく全身をまとめて考えられる
Air 10 Maxは、特定の部位に振り切ったモデルではなく、顔から脚まで全身をバランスよく扱う設計です。ヒゲも気になるけれど、それと同じくらいすね毛や腕毛も処理が面倒、という男性の悩み方にそのまま合います。
購入前に押さえておきたい主な仕様は次のとおりです。
| 項目 | Ulike Air 10 Max |
|---|---|
| 最大出力 | 28J(USHRモード時) |
| 冷却 | 起動約3分で冷却面マイナス5℃、30分連続使用で照射時の肌表面16℃以下(メーカー試験) |
| 照射間隔・照射面 | 最短0.25秒/13mm×30mm |
| モード | Fast/Normal/High/USHR |
| スキンセンサー・アプリ | あり(ダークブラウンまで認識)/Ulike Smart対応 |
| 電源・重量 | ACアダプター式(コード使用)/355g |
| 付属品(通販モデル) | 本体、サングラス、折畳み式カミソリ |
| 保証 | 2年間のメーカー保証 |
| 希望小売価格 | 69,800円(税込)※実売価格は販売ページで確認 |
男性が特に見ておきたいのは、出力よりも冷却と照射間隔、そして電源方式です。すねや腕のように広い部位を処理するほど、照射のテンポと熱さの少なさが継続のしやすさに直結します。
電源はACアダプターにつなぐコード式で、バッテリーは内蔵していません。洗面所や浴室の外など、コンセントの近くで使う場所を決めておくと、使うたびに準備で迷わずに済みます。
ヒゲ・VIO・すね毛ではどう使い分ける?
同じ1台でも、部位によって期待できることと気をつけることは違います。男性が気にしやすい部位ごとに、Air 10 Maxとの相性を分けて考えます。

ヒゲ
顔は使用できる部位に含まれているので、Air 10 Maxをヒゲに使うこと自体はできます。販売ページの商品名にも、ヒゲが対象として並んでいます。
ただ、ヒゲは太く密集しているため、ほかの部位より変化を感じにくいと考えておいたほうが現実的です。商品ページのレビューにも、ほかの部位は薄くなってきたがヒゲはなかなか変わらない、という声がありました。照射前には剃っておく必要があるため、使い始めても、毎朝のヒゲ剃りがすぐになくなるわけではありません。
もうひとつ見落としやすいのが付属品です。Air 10 Maxの通販モデルに付くのは本体、サングラス、カミソリで、口元などの細かい部分に当てる2.6cm²のアタッチメントは家電量販店向けのキットにだけ付属します。鼻下やあご先を細かく当てたい人は、どの販売ルートで買うかによって付属品が変わる点を押さえておいてください。白いヒゲが混ざっている人は、取扱説明書の肌色・毛色の目安表で使用範囲に入るかも見ておく必要があります。
ヒゲに照射するときの注意点や、低いレベルから始める理由は、家庭用脱毛器をヒゲに使うときの注意点でまとめています。ヒゲの処理が購入目的の大部分を占めるなら、X Maxまで比較対象に入れてください。
VIO
VIOも使用できる部位に含まれています。ただしUlikeは「VIOの内側」には適していないとし、陰嚢、肛門、粘膜には使用しないよう明記しています。陰嚢や肛門まわり、粘膜付近には照射しないでください。
VIO、内腿、臀部は皮膚が敏感なため、最も低い強度から始めるよう案内されています。本体は355gあり、商品ページのレビューにはIラインやOラインは手が届きにくいという声もありました。どこまで照射してよいかは自分で判断せず、取扱説明書の図と記載に従ってください。部位ごとの考え方は男性が家庭用脱毛器をVIOに使うときの判断ポイントで扱っています。
すね毛・腕毛
Air 10 Maxの特徴を活かしやすいのが、すねや腕です。面積が広く、同じ動きを何度も繰り返す部位なので、0.25秒間隔の自動連射と冷却の効果を実感しやすくなります。1本のすねを照射するたびに保冷剤を当て直す、といった手間がない分、週3回のペースも守りやすくなります。
気をつけたいのは季節です。Ulikeは日焼けしている肌への使用を控えるよう案内しており、照射後48時間は照射部位に紫外線を当てないよう求めています。夏にハーフパンツで脚が焼ける人は、夏の直前ではなく、肌が焼けていない時期から始めたほうが続けやすくなります。すね毛を処理するときの流れは、家庭用脱毛器ですね毛をケアする方法で詳しく書いています。
胸毛・腹毛・脇
胸と腹は使用できる部位に含まれ、脇も販売ページで対象部位として挙げられています。胸毛や腹毛は範囲がそれなりに広いので、すねと同じく連射のテンポが使いやすさにつながります。タトゥーがある部分や、傷・湿疹がある部分は照射を避けてください。
Ulike Air 10 Maxのデメリットも確認しておく
購入後に後悔する原因は、性能不足よりも「思っていた使い方と違った」ことのほうが多くなりがちです。合わない条件も先に知っておいてください。
本体価格は安くない
希望小売価格は69,800円(税込)です。実際の販売価格はクーポンやセールで大きく動くため、時期と販売店によって支払額がかなり変わります。購入する前に、複数の販売ページで価格と特典を見比べておくと損をしにくくなります。
Ulikeの販売ページでは購入から90日間の返金・返品保証がうたわれていますが、対象になる条件は購入先ごとに違います。自分の肌に合うか不安なら、どこで買うと保証の対象になるかまで読んでから注文してください。
使ったその日に毛がなくなる道具ではない
除毛クリームや電気シェーバーは、その日のうちに見た目を変える道具です。光美容器は照射前に剃る必要があるので、使った当日の見た目はシェーバーで剃ったときとほとんど変わりません。
Ulikeは週3回の使用スケジュールを案内しており、メーカー試験では3回使用した時点から変化を感じた結果を掲載しています。ただし、変化の感じ方には個人差・部位差があります。明日の予定に向けて毛を処理したいなら、Air 10 Maxではなくシェーバーやトリマーを使ってください。
定期的に続ける必要がある
最初の4週間は週3回、その後も2週間から1か月に1回の照射が続きます。性能が十分でも、この頻度で使えなければ変化を感じる前に止まってしまいます。買うかどうかは性能より「自分がこのペースで続けられるか」で決めるのが、失敗しにくい選び方です。
コード式なので使う場所がコンセントの近くに限られる点も、生活スタイルによっては続けにくさにつながります。
ヒゲだけを最優先するならX Maxも候補になる
Ulikeの現行ラインナップには、メーカーが「メンズ向けハイパワーモデル」と位置づけるX Maxがあります。Air 10 Maxと同時期に発売されたモデルで、毎朝のヒゲ剃りの負担に着目して作られています。ヒゲの悩みが大部分を占めるなら、Air 10 Maxだけを見て決めないでください。
男性ならX MaxではなくAir 10 Maxを選んでいい?
X Maxについて、メーカーは最大30J(USHRモード時)、最短0.2秒間隔の照射に加え、ヒゲを意識した広帯域波長を採用したと説明しています。通販モデルには口元用のアタッチメントも付属します。Air 10 Maxは、全身や家族での共用まで含めてバランスよく使う設計です。
どちらが上かではなく、何を優先するかで検討しやすいモデルが変わります。

| 重視すること | 検討しやすいモデル |
|---|---|
| ヒゲも含めて全身を1台でケアしたい | Air 10 Max |
| すね・腕・胸など広い範囲が中心 | Air 10 Max |
| パートナーや家族と共用したい | Air 10 Max |
| 濃いヒゲの悩みを最優先したい | X Maxも比較 |
| 男性向けに作られたモデルを選びたい | X Maxも比較 |
迷ったときは、使う部位のうちヒゲがどれくらいの割合を占めるかを考えると決めやすくなります。すねや腕、胸などもまとめてケアしたい男性なら、Air 10 Maxも有力な候補になります。反対に、ほかの部位はトリマーで十分で、光で変えたいのはヒゲだけという人は、X Maxの商品情報まで読んでから決めたほうが納得できます。
Air 10 Maxが向いていない男性
次のような人は、Air 10 Maxを買っても満足しにくいか、別の方法のほうが目的に近くなります。
- 今日や明日のうちに毛を処理したい
- 数週間にわたって定期的に使い続けるのが難しい
- 自分で照射するのが面倒、または不安がある
- 医療機関で施術を受けたい
- Ulikeの中でもヒゲだけを最優先して選びたい
すぐに見た目を整えたいならシェーバーや除毛クリーム、長さを残して自然に整えたいならボディトリマーのほうが向いています。また、日焼けしている肌や湿疹・傷がある肌、光線過敏症と診断されたことがある人などは、Ulike自身が使用を控えるよう案内している対象です。
自分で照射を続ける手間を避けたい人や、医師のいる環境で施術を受けたい人は、家庭用と医療機関の違いを先に比べておくと方法を選びやすくなります。

Ulike Air 10 Maxを買う前に確認したい3つ
購入後に「こんなはずではなかった」となる原因は、ほとんどが注文前に潰せます。最後に次の3点を見直してください。
使いたい部位が対応範囲に入っているか
顔は耳や目の周りが対象外で、VIOは陰嚢・肛門・粘膜が対象外です。VIOの奥まで処理したいと考えている人ほど、この範囲の違いで想定が崩れます。タトゥーがある部位も照射できません。使いたい部位を書き出し、取扱説明書の対象範囲と照らし合わせてから決めてください。
定期的に使う時間を確保できるか
最初の1か月は週3回、剃る時間と照射の時間を合わせて取る必要があります。「風呂上がりに洗面所のコンセントの前で」というように、使う場面を具体的に思い浮かべられるかどうかが目安です。剃り方から照射後のケアまでの流れは男性向け家庭用脱毛器の使い方で順番にまとめています。
Air 10 MaxとX Maxのどちらが目的に近いか
全身をまとめてケアしたいならAir 10 Max、ヒゲが中心ならX Maxも比較するという線引きで考えると迷いにくくなります。口元の細かい部分に当てたい人は、アタッチメントが付くかどうかも購入前に見ておいてください。
ケノンやJOVS Dora Scrollも気になる場合は?
Air 10 Maxが気になりつつ、ケノンやJOVS Dora Scrollなど別ブランドの家庭用脱毛器とも迷っているなら、1機種ずつ調べるより、同じ基準で並べて比べたほうが早く決まります。男性向けに主要な家庭用脱毛器を比べた記事で、出力や冷却、対応部位の違いを見比べられます。ケノンも候補に残っているなら、冷却・本体構造・部位別の使いやすさを比較した記事で違いを見ておくと判断しやすくなります。JOVS Dora Scrollも候補に残っているなら、Ulike Air 10 Maxとの違いを冷却・重さ・全身での使い方から比較しておくと、どちらを選ぶか決めやすくなります。

Ulike Air 10 Maxについてよくある質問
Ulike Air 10 Maxは男性でも使えますか?
使えます。販売ページでも男女兼用として扱われていて、ヒゲやすね、胸、VIOの外側など、男性が気にしやすい部位も使用できる範囲に含まれています。ただし陰嚢・肛門・粘膜、耳や目の周りには使えません。
Ulike Air 10 Maxはヒゲに使えますか?
顔は使用できる部位に含まれるため、ヒゲにも使えます。照射前には剃っておく必要があり、ヒゲは変化を感じにくい部位でもあるので、継続して使うことが前提です。口元用のアタッチメントは通販モデルには付属しない点も覚えておいてください。
Ulike Air 10 MaxはVIOに使えますか?
VIOの外側には使えますが、陰嚢・肛門・粘膜など「VIOの内側」には使用できません。VIOは皮膚が敏感なため、最も低い強度から始めるよう案内されています。照射範囲は取扱説明書の記載に従ってください。
男性ならAir 10 MaxとX Maxのどちらを選べばいいですか?
ヒゲを含めて全身を1台でケアしたい、すねや腕など広い範囲が中心という人はAir 10 Maxが検討しやすいモデルです。濃いヒゲの悩みを最優先したい、男性向けに作られたモデルを選びたいという人は、X Maxも比較してから決めてください。
Ulike Air 10 Maxは毎日使えますか?
Ulikeが案内している使用頻度は、1〜4週目が週3回、それ以降は2週間から1か月に1回です。毎日使えば早く変化が出るというものではないので、案内された頻度を守って続けてください。
まとめ
Ulike Air 10 Maxは、ヒゲだけでなく、すね・腕・胸・VIOまで1台で自宅ケアしたい男性が検討しやすいモデルです。選びやすいのは、照射時の熱さが気になり冷却機能を重視したい人や、広い範囲をメーカー案内のペースで継続して使える人です。
ヒゲが悩みの中心で、ほかの部位はトリマーで十分という人は、男性向けのX Maxも比較してから決めてください。どちらを選ぶ場合も、夏に日焼けする前の時期から始められるか、使う場所の近くにコンセントがあるかを先に考えておくと、買った後に使わなくなる失敗を防ぎやすくなります。

